四日市にある
近代化産業遺産に認定された設備。

国指定重要文化財にも指定されている
「末広橋梁」は、日本最古の鉄道可動橋だ。
この路線(四日市港線)では、セメント輸送の貨物列車が運行されているのだが…

この日は、雨の後ではなかったが、レールがかなり錆びていた。
セメント輸送元の
三岐鉄道が、台風により一部区間不通になっているため、
輸送列車も運休になっていた。
せっかく現地を訪問したので、現況を記録することにした。

可動部が跳ね上がったままの、末広橋梁。

JR貨物と太平洋セメントとで、貨車が受け渡しされるところも、錆びたレールが。
まるで廃線になったかのよう。

時刻を告知するために設置されていたはずの「貨車入換時刻表」は、撤去されていた。

専用線の南端(厳密には四日市港線)も、完全に廃線状態。

専用線の北端になる、輸送先の
太平洋セメントには、機関車(DD452・DD451・ND55219)が待機していた。
では、セメントの輸送はどうなっているのか?

しばらく周辺を散策した限りでは、
三岐通運の車両(粉粒体輸送専用車両)がよく見られたため、
トラックによる輸送になっている模様だ。

戻ってきた「末広橋梁」は、何度眺めても良いロケーションですね。
曇天だったので、撮影しても影がないことに期待していたが、
列車の撮影には、運転再開を待つしかないですね。
【撮影年月日】 2011.10.11
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Posted by hiro-project at 21:25│
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てつめぐり
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